結納品の仕方は地方によって違います。
結納品の内容や品数も、飾り方もさまざま。
関東と関西と大きく分けて比べてみてもかなり違いがあるようです!
関東では、長方形の白木の台に、結納品九品目(七品目、五品目の場合も)
すべてを横一列に並べるのが特徴。
婚約指輪と家族書・親族書は、それぞれ小さな台にのせて添えます。
また、結納品の内容は両家でそろえるのが原則。
女性からの結納金は「半返し」か、それも省略する傾向に。
取り交わし方も、挙式の半年前くらいに両家が1ヵ所に集まるなどして、同日中に行うのが普通。
関西の結納は、一品を一つの祝い台にのせて、
それを二列ないし三列に並べるのが基本。
結納品のほかに、家族へのおみやげや高砂や宝船、鯛などの
おめでたい装飾品を加えることも。
しかも関西では目録は結納品のうちに数えません!
大きく関西といっても、名古屋に代表される中部地方と、
京都、奈良、大阪ではそれぞれ異なるようです。
女性と男性では結納品の内容に違いがあったり、
女性からの結納金も納めないこともあれば、
その金額も男性の一割から三割など、実にさまざま。
取り交わし方は、女性が後日あらためて贈ったり、挙式当日に行うところもあります。
●結納品の主な内容●
①長熨斗 のしアワビ。長生不死を表す。
②目録 結納品の中身と品数を記したもの。
③金包(御帯料、御袴料) 結納金
④末広 白い扇。末永い家内繁栄を祈る。
⑤友志良賀 白い麻糸。白髪に見立てて長生きを祈る。
⑥子生婦 昆布。「よろこぶ」から。子孫の繁栄を祈る。
⑦寿留女 スルメ。女性の幸せと長寿を祈る。
⑧勝男節 カツオ節。男性の強さを表す。
⑨家内喜多留 酒だるのことで、一家の幸福を祈る。現在では、5000~1万円の現金で代用する。
●結納金について●
結納金(御帯料)とは、新婦となる人へ新郎となる人から贈るもので、
金額の目安は月収の2~3倍といわれています。
きりのよい50万円か100万円を贈ることが多いようですね。
見合いから結婚へと進んだ場合では、
ほとんどの男性が結納金を贈っていますが、
恋愛や若いカップルの間では、指輪などの記念品で結納金の代わりにすることも。
●結納品のほかに必要な書類●
目録と受書:目録は結納の品々の内訳を記した書、受書は受け取ったことを証明するための書類です。
目録は奉書紙に濃くすった墨で書くのが正式。
でも最近ではすでに印刷されたものが市販されているので便利!
市販の目録や受書は最初の1行は空欄で、
そこに男性は「御帯料」、女性は「御袴料」と書きます。
宛名は昔は相手の父親にしたようですが、
最近は本人同士の名前にするのが一般的。
日付は○月吉日とするのが正式で、字はくずさず楷書で書きます。
家族書と親族書
受書も同様に取り交わします。